エレミヤ書1-2章・コヘレトの言葉8章
エレミヤ書の概要
全52章神に選ばれた預言者エレミヤが、民の罪と偶像礼拝を厳しく戒め、バビロン捕囚という裁きを預言する書です。同時に、悔い改めへの呼びかけや、新しい契約による回復と希望も語られます。涙の預言者と呼ばれる彼の苦悩と忠実さが全体を通して描かれています。
エレミヤ書 1章
神は若きエレミヤを預言者として選び、「生まれる前からあなたを知っていた」と語りかけます。エレミヤは自らの若さを理由にためらいますが、神は恐れるなと励まし、語るべき言葉を授けると約束します。神は警告と希望を語る使命を彼に与え、その働きを支えると宣言します。
エレミヤ書 2章
神は、イスラエルが若いころの愛を忘れ、偶像に走ったことを非難します。恵みを与えたにも関わらず、彼らは他国の神々に頼り、神を捨ててしまいました。神は彼らの不信と裏切りを問い、悔い改めを促します。かつての忠実な関係を思い出すよう呼びかけます。
コヘレトの言葉 8章
王の権威のもとでは、命令を守り、ふさわしい時を見極めて行動する知恵が語られます。しかし人には、未来の出来事や自分の死を思いどおりにする力はありません。 悪人が長生きし、善人が不幸を受けるなど、行いに見合わない結果が生じる現実にも目が向けられます。神を畏れることの大切さを述べながら、人間の知恵では、神の業も世の出来事も解き明かせないと認めます。その中で、日々の労苦に添えられた食事や楽しみがたたえられます。
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