列王記下3-4章・詩編110編
列王記下 3章
モアブ王がイスラエルへの反逆を企てたため、イスラエル王ヨラムはユダ王ヨシャファトとエドムの王と連合して出陣します。水の不足に苦しむ中、エリシャが登場し、「谷に水を満たす」との主の言葉を伝えます。翌朝、神の奇跡により水が現れ、敵はそれを血と見誤り、自滅的に攻めてきて敗北します。イスラエル軍は勝利しますが、モアブ王が息子を生贄にしたことで戦意を失い、撤退します。
列王記下 4章
エリシャの奇跡がいくつも描かれます。まず、預言者の妻の窮状に応じ、油が器に満ち続ける奇跡で借金が返されます。次にシュネムの裕福な婦人に子を授け、その子が死ぬと祈りによって生き返らせます。また、毒入りの鍋を無害にし、わずかなパンで100人を養う奇跡も行います。これらを通して、エリシャに神の霊が力強く働いていることが示されます。
詩編 110編
王に対して、神の右の座に着き、敵に勝利するという約束が告げられます。その支配はシオンから広がり、民も進んで王を迎えます。さらに、メルキゼデクの名と結びつけて、永遠の祭司としての務めが語られます。神に立てられた王の支配と、祭司としての役割が重ねられている歌です。後半には、神が諸国の王たちを裁き、勝利をもたらされる激しい戦いの情景が描かれます。
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