列王記上20-22章・詩編108編
列王記上 20章
アラム王ベン・ハダドがイスラエルの首都サマリアを包囲し、財産と家族の引き渡しを要求します。アハブ王は一度は応じますが、さらなる要求に反発。神は預言者を通して勝利を約束し、少数のイスラエル軍がアラム軍を撃破します。ベン・ハダドは再び攻めてきますが、イスラエルはまたしても勝利します。しかし、アハブは敵王ベン・ハダドを情けで生かしてしまい、預言者によって「命の代償を払う」と裁きを宣告されます。
列王記上 21章
アハブはナボトのぶどう畑を欲しがりますが、ナボトが神の土地の相続権を守るため拒否します。これに怒ったイゼベルは偽証と策略でナボトを殺させ、畑を奪います。エリヤはアハブのもとに行き、「犬がナボトの血をなめた場所で、あなたの血もなめる」と厳しい裁きを告げます。アハブは悔い改め、神は彼の時代には災いを下さず、子の代に持ち越すと語られます。
列王記上 22章
アハブはユダ王ヨシャファトと同盟し、アラムとの戦いに出ようとします。預言者たちは勝利を保証しますが、ヨシャファトは真の預言者ミカヤを求めます。ミカヤはアハブの死を予言しますが、信じられず投獄されます。戦いでアハブは変装して出陣するも、無作為に放たれた矢が彼を貫き、預言通り戦車の血を犬がなめます。アハブの死と共にその時代が終わります。
詩編 108編
心を定め、夜明けを呼び覚ますように楽器を奏で、神の慈しみを国々の中でたたえます。続いて、神がイスラエルと周辺の国々を治めておられるという宣言が語られます。しかし現実には戦いの困難があり、神に見放されたのではないかという問いも生まれます。賛美する確信と、今なお救いを必要とする切実さが重なり、人の力だけでは足りず、神の助けによって進めると告白します。
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