列王記上17-19章・詩編107編
列王記上 17章
北イスラエルの王アハブとイゼベルによる偶像礼拝がはびこる中、神は預言者エリヤを立てられます。エリヤは「主の言葉によらなければ雨は降らない」と宣言し、ケリト川でカラスに養われます。次にサレプタのやもめのもとで奇跡的に食料が絶えず、やもめの息子が死ぬと、エリヤは主に祈り命を回復させます。神の真実と預言者の力が明らかにされ、偶像礼拝の時代にあっても主が生きておられることが示されます。
列王記上 18章
3年の干ばつの後、エリヤはアハブ王のもとに現れ、カルメル山でバアルの預言者450人と対決します。両者が祭壇を築き、火を天から降らせる神こそ真の神と定めます。バアルの預言者は叫び踊るも何も起こらず、エリヤが祈ると天から火が降り、全てを焼き尽くします。民は主こそ神と告白し、エリヤはバアルの預言者を殺します。その後、ついに雨が降り、干ばつが終わります。
列王記上 19章
バアルの預言者を殺されたイゼベルは怒り、エリヤの命を狙います。恐れたエリヤは荒野へ逃れ、死を願います。しかし、神は御使いを送って彼を養い、ホレブ山へと導きます。洞窟にいるエリヤに、神は語りかけます。そして、エリヤに新たな使命としてハザエル、イエフ、エリシャの任命を与え、絶望する彼を立ち上がらせます。
詩編 107編
荒れ野で道に迷った人、牢に閉じ込められた人、死に近づくほど弱った人、海の嵐に遭った人の姿が描かれます。それぞれが苦しみの中で叫ぶと、主が救い出してくださいました。助けを求める叫びと、それに応える救いが繰り返され、感謝へとつながります。後半では、荒れ地を実りある土地に変え、貧しい人を立ち上がらせる神の働きが語られ、その慈しみに目を向けるよう結ばれます。
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