士師記19-21章・詩編79編
士師記 19章
あるレビ人が、自分のそばめを連れて帰る途中、ベニヤミン族の町ギブアに泊まりました。そこに町の男たちが現れ、レビ人を辱めようと家に押しかけたため、代わりにそばめが差し出され、一晩中暴行され、翌朝死にました。レビ人は怒り、彼女の体を12に切り分け、イスラエルの各部族に送りつけて、この悪事を訴えました。
士師記 20章
レビ人の訴えを受け、イスラエルの部族はギブアの罪を裁こうと集まりました。しかし、ベニヤミン族は罪人を引き渡すことを拒み、内戦となりました。初めの2度の戦いでイスラエル側は敗れますが、神に祈った後の3度目の戦いでようやく勝利し、ベニヤミン族のほとんどを滅ぼしました。
士師記 21章
ベニヤミン族が滅びかけたことを悔いたイスラエルの民は、残った者に妻を与える方法を模索しました。ヤベシュ・ギレアドの町が戦いに加わらなかったことを理由に滅ぼし、そこの若い娘たちをベニヤミンに与えました。さらに、シロの祭りの踊りの中から女性を奪わせるという方法で妻を確保させました。これらの行動も道徳的には問題が多く、「イスラエルには王がなく、それぞれ自分の目に正しいとすることを行っていた」という士師記の結びの言葉が、時代の混乱と霊的退廃を表しています。
詩編 79編
敵の侵入によってエルサレムが廃墟となり、神殿も汚された状況でささげられる祈りです。多くの人が殺され、葬る人もなく、生き残った民は周囲から嘲られています。神の怒りがいつまで続くのかと問い、罪の赦しと、捕らわれた人々への救いを求めます。失われた命と、残された人々の苦しみを、神に訴える祈りです。敵への裁きを願いながら、神の民として再び感謝し、代々賛美を伝えると誓います。
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