士師記16-18章・詩編78編
士師記 16章
サムソンはガザで娼婦のもとに行き、敵に狙われましたが、夜中に城門を持ち上げて脱出しました。その後、ペリシテ人の女デリラを愛し、彼女は金で買収されてサムソンの力の秘密を探りました。何度も騙されながらも、最終的にサムソンは「髪が剃られれば力を失う」と打ち明けました。彼の髪は剃られ、力を失い捕らえられました。盲目にされたサムソンはペリシテ人の神殿に連れ出され、最後に神に祈って力を取り戻し、自分の命と引き換えに神殿を崩し、敵を多数倒しました。
士師記 17章
エフライムの山地に住むミカという男が、自分の家に偶像の祭壇を築き、銀の像や彫像を作りました。彼は自分の息子を祭司にしましたが、後にレビ人の青年を雇って私設の祭司としました。ミカは「今こそ主が私を祝福してくださる」と喜びましたが、この出来事は、イスラエルに王がいなかった時代に、各人が自分勝手に宗教を行っていた堕落の一例として描かれています。
士師記 18章
ダン族はまだ自分たちの定住地を得ておらず、新たな土地を探していました。彼らはミカの家を訪れ、彼の偶像とレビ人の祭司を奪いました。その後、ラキシュという町を攻め取り、そこに住み着いて「ダン」と名付けました。彼らは奪った偶像と祭司を用いて礼拝を行いました。これは、イスラエルが神の定めた礼拝から離れ、自分たちの好きなように信仰を歪めていった姿を象徴しています。
詩編 78編
先祖から受け継いだ神の働きを次の世代へ伝えるため、イスラエルの歴史を振り返ります。エジプトからの救出や荒れ野での養いを受けても、民は恵みを忘れ、繰り返し神に背きました。人間の不実と、それでも民を憐れむ神の姿が語られます。厳しい裁きと救いの歴史をたどり、最後には、神がシオンを選び、羊飼いだったダビデに民を導く役割を託されたことが述べられます。
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