列王記下23-25章・詩編117編
列王記下 23章
ヨシヤ王は律法の書に基づき、徹底的な宗教改革を行います。偶像や異教の祭壇を破壊し、神殿を清め、全国の民に過越祭を守らせます。ヨシヤほど主に従い、心を尽くして歩んだ王はいませんでした。しかし、神の怒りはイスラエルの罪ゆえに完全には消えず、ヨシヤはエジプト王ネコとの戦いで戦死します。以後、ユダは急速に衰退し、滅亡への道をたどります。信仰の回復と、それでも避けられない裁きが描かれます。
列王記下 24章
ヨシヤの死後、ユダはエジプトとバビロンのはざまで翻弄されます。ヨヤキム王の代にバビロン王ネブカドネツァルが攻めてきて、ユダは従属国となりますが、反逆して再び侵略を受けます。続くヨヤキン王も即座に降伏し、多くの民や財宝がバビロンへ連れて行かれました。ゼデキヤが王に立てられますが、彼も反逆し、ユダ王国は完全崩壊寸前の状態となります。
列王記下 25章
ゼデキヤの反逆に対し、バビロン軍がエルサレムを包囲し、ついに城壁は破られます。ゼデキヤは捕らえられ、目をえぐられたうえバビロンへ連行されます。神殿は焼かれ、エルサレムは徹底的に破壊され、民は捕囚となります。ユダの王国はここに完全に滅亡しました。しかし最後に、バビロンで捕囚となっていたヨヤキンが優遇される場面が描かれ、わずかな希望の光も示されています。神の裁きと約束の両方が響く結末です。
詩編 117編
すべての国と民に、主をたたえるよう呼びかける短い賛歌です。その理由として、神の慈しみが力強く注がれていることと、その真実がいつまでも変わらないことが挙げられます。神の恵みへの感謝が、国や民族の境を越えた賛美へ広がることを、わずか二節で歌っています。
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