オバデヤ書1章・ヨナ書1-2章
オバデヤ書の概要
全1章オバデヤ書は、旧約で最も短い預言書で、エドムに対する神の裁きを告げます。エドムは兄弟民族イスラエルの苦難をあざ笑い、助けずに敵に加担した罪のゆえに滅ぼされると宣告されます。高慢と暴力に満ちた国への裁きは、すべての国々に及ぶ「主の日」の前触れでもあります。一方、シオンには救いがあり、神の国は回復されるという希望も語られます。
オバデヤ書 1章
この章の要約オバデヤはエドムへの神の裁きを告げます。エドムは兄弟民族イスラエルに敵対し、エルサレムが苦しむ時にあざ笑い、略奪に加わりました。その高慢と暴虐のゆえに、山に築いた要塞も崩れ、民は諸国に散らされます。しかし最後に、主はイスラエルを回復し、聖なる山シオンに救いをもたらすと宣言されます。エドムは滅ぼされる一方、神の国は永遠に続く希望が示されます。
ヨナ書は、神の憐れみと悔い改めの力を描く預言書。預言者ヨナは、罪深いニネベへの裁きを告げる使命を拒んで逃げるが、大魚に飲まれる出来事を経て神に従い直します。ニネベの人々が悔い改めたことで神は裁きを思い直され、ヨナはその慈しみに不満を抱きます。神は、最後に一本の植物を通して、すべての人を憐れむ御心をヨナに示されます。
ヨナ書 1章
この章の要約1章では、神はヨナにニネベへの宣教を命じますが、彼は従わず逆方向のタルシシュ行きの船に乗ります。嵐が起こり、船は沈みそうになります。水夫たちはくじで原因を探し、ヨナが神に背いたことが明らかになります。ヨナは「自分を海に投げ入れよ」と言い、海に沈むと嵐は静まりました。水夫たちは主を恐れ、いけにえをささげます。ヨナは大魚に飲み込まれ、三日三晩その腹の中にとどまります。
ヨナ書 2章
この章の要約大魚の腹の中で、ヨナは神に祈りをささげます。死の淵に沈んだ自分を主が救い上げてくださったことを感謝し、偶像に頼る者は真の恵みを失うが、自分は感謝のいけにえをささげると誓います。そして「救いは主にある」と告白します。神はその祈りを聞き、大魚に命じてヨナを陸地に吐き出させました。
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