アモス書1-3章
アモス書の概要
全9章アモス書は、社会的不正と宗教的偽善に対する神の厳しい裁きを告げる預言書。南ユダ出身の羊飼いアモスが、繁栄する北イスラエルの堕落を告発します。見かけの礼拝や儀式ではなく、公正と正義を行うことこそ神の求める真の信仰であると語ります。諸国への裁きから始まり、最終的にイスラエル自身の罪が厳しく責められますが、最後には悔い改めた民に対する回復と希望の約束も語られます。
アモス書 1章
この章の要約アモスはユダの牧者でありながら、北王国イスラエルに向けて預言します。まず周辺諸国への裁きを告げます。ダマスコは残虐な戦いで、ガザやティルスは捕虜を売り渡したことで、エドムは兄弟を追い迫害したことで、アンモンは妊婦を引き裂いたことで、モアブは王の骨を焼いたことで、それぞれ「三つの罪、四つの罪」で主に裁かれると告げられます。神は諸国の不正義を見過ごされません。
アモス書 2章
この章の要約モアブがさらに裁かれることが語られ、続いてユダに対して律法を拒み偶像を追った罪の裁きが告げられます。そしてイスラエルに向けては、貧しい者を金で売り、弱い者を履物一足のために売るなど、不正と搾取の罪が糾弾されます。彼らは預言者を沈黙させ、ナジル人にぶどう酒を飲ませました。主はエジプトからの解放、預言者の賜物を思い起こさせながら、それでも従わない民を裁かれると告げます。
アモス書 3章
この章の要約イスラエルは特別に神に選ばれた民であるがゆえに、罪もまた厳しく問われると語られます。「二人が共に歩むのは、互いに同意しているからではないか」との例えで、出来事の背後に必ず原因があることを示します。預言者が語るのは、主が語られたからです。サマリアの宮殿に満ちる暴虐と不正は神の裁きを招き、角の祭壇は打ち砕かれ、民は敵に連れ去られると宣告されます。
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