ダニエル書1-3章
ダニエル書の概要
全12章ダニエル書は、異国バビロンで捕囚となったユダヤ人青年ダニエルが、信仰を守り抜きながら王たちに仕え、夢の解き明かしや奇跡を通して神の栄光を現す物語。獅子の穴や火の炉の中でも守られた信仰者たちの姿を描き、後半では終末に関する幻や預言が展開されます。
ダニエル書 1章
この章の要約バビロン捕囚の初期、ユダから王族や貴族の若者たちが選ばれ、宮廷仕えの教育を受けるために連れて行かれます。その中にダニエル、ハナンヤ、ミシャエル、アザルヤがいました。彼らは王の食物やぶどう酒で身を汚さない決意をし、野菜と水だけで過ごします。神は彼らに知恵と理解を与え、ダニエルには幻や夢を解き明かす力も与えました。三年後の試験で、彼らは全員の中で最も優れ、王の前に仕えることになります。
ダニエル書 2章
この章の要約ネブカドネツァル王が不安な夢を見ますが、内容を明かさずに解き明かすよう命じ、知者たちは困惑します。ダニエルは祈りによって夢と解釈を神から示されます。その夢は、金・銀・青銅・鉄・粘土でできた大きな像と、それを砕く「人手によらず切り出された石」の幻でした。これは、バビロンから続く諸王国が順に滅び、最後に神の国が永遠に立つことを示すものでした。王はダニエルを高く引き立て、彼の友人たちにも高い地位が与えられます。
ダニエル書 3章
この章の要約ネブカドネツァル王は金の巨大な像を建て、全ての者に拝ませます。ハナンヤ、ミシャエル、アザルヤ(バビロン名シャドラク、メシャク、アベド・ネゴ)は偶像礼拝を拒み、燃える炉に投げ込まれます。しかし彼らは火で焼かれず、第四の人物の神の御使いのような者と共に中を歩きます。王は彼らの神の力を認め、彼らをさらに高い地位に就けるとともに、この神を侮辱する者を厳しく罰すると命じます。
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