エズラ記1-2章・詩編140編
エズラ記の概要
全10章バビロン捕囚後、ペルシアの王キュロスの勅令によってイスラエルの民がエルサレムに帰還し、神殿を再建する物語です。前半ではゼルバベルの指導のもとでの神殿再建、後半では祭司エズラが律法を教え、民の信仰と生活の回復を導きます。困難の中でも神の約束が成就し、信仰共同体が再び形づくられていく過程が描かれます。
エズラ記 1章
ペルシアの王キュロスは神に動かされ、イスラエルの民にエルサレム帰還と神殿再建を命じます。これに応じた者たちは民から金銀や物資の支援を受けて旅立ち、キュロス王もバビロンに保管されていた神殿の器を返還します。これはエレミヤの預言の成就であり、神が異邦の王を用いてご自身の民の回復を始められました。
エズラ記 2章
帰還した人々の名前と人数が詳細に記されます。総数は約5万人で、祭司、レビ人、神殿の奉仕者、さらには家系が不明な者も含まれます。このリストは帰還者が神の民としてのアイデンティティを取り戻すために重要です。
詩編 140編
暴力を企て、毒のある言葉で傷つけ、罠を仕掛ける人々から救ってくださるよう祈ります。詩人は、戦いの日にも自分を守ってくださった神に助けを求めます。悪だくみが成功せず、加えようとする害が本人に返るよう、厳しい裁きも願います。その訴えの根底には、神は苦しむ人の言い分を聞き、貧しい人のために正しく裁かれるという確信があります。
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