列王記下8-10章・詩編112編
列王記下 8章
シュネムの女がエリシャの言葉に従い7年間他国で暮らし、帰国後に王に直訴して家と畑を取り戻します。エリシャはアラム王の病を見舞い、次期王ハザエルに「王は回復するが死ぬ」と預言。ハザエルは王を暗殺し即位します。一方ユダではヨラム王が悪政を行い、北イスラエルのアハブ家との結びつきから偶像礼拝が進みます。息子アハズヤも悪を行い、預言通り両王国に神の裁きが迫る兆しが強まります。
列王記下 9章
預言者エリシャは若い預言者を遣わし、ヨラム王に代わる王としてイエフに油を注がせます。イエフはすぐに反乱を起こし、ヨラムを殺害し、イゼベルをも窓から突き落とし処刑します。イゼベルの死はエリヤの預言の成就であり、犬がその体を食らいました。イエフは主の道に従ってアハブの家を徹底的に裁き、北イスラエルにおける一つの時代が終わります。
列王記下 10章
イエフはアハブの子孫70人をサマリアで一斉に処刑し、バアルの預言者や神殿をも根絶します。こうしてアハブ家とバアル礼拝は北イスラエルから一掃され、形式的には神への回帰がなされました。しかしイエフ自身はベテルとダンの金の子牛礼拝をやめず、完全な改革には至りませんでした。神はアハブ家を裁かれ、イエフの忠実さをある程度評価しつつも、イスラエルは引き続き偶像礼拝の罪にとどまり、滅びの道を進みます。
詩編 112編
神を畏れ、その教えを喜ぶ人の生き方と幸いを描きます。その人は困っている人に惜しまず貸し、貧しい人に分け与え、誠実に歩みます。闇の中にも光があり、悪評を立てられても、神への信頼によって心を保ちます。神に信頼する心と、人に惜しまず与える行いが結びつけられています。その善い行いが長く覚えられる一方、それをねたむ悪しき者の望みは消えていくと語ります。
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