サムエル記下13-15章・詩編97編
サムエル記下 13章
ダビデの息子アムノンは異母妹タマルに恋し、策略を用いて彼女を力ずくで犯します。事件後、アムノンはタマルを憎んで追い出し、タマルは深く傷つきました。ダビデは怒るものの何もしませんでした。それを見たタマルの実兄アブサロムは怒りを胸に秘め、2年後、宴の席でアムノンを家来に殺させます。その後、アブサロムはゲシュルに逃亡。ダビデは悲しみつつも、アブサロムへの愛を忘れられず、心に葛藤を抱え続けました。
サムエル記下 14章
ヨアブは、アブサロムをダビデのもとに戻すため、知恵のある女を使ってダビデの心を動かします。彼女は作り話でダビデの寛容を引き出し、アブサロムの赦免を訴えます。ダビデはしぶしぶアブサロムをエルサレムに呼び戻しますが、すぐには顔を合わせず、2年間は距離を置きます。やがてアブサロムはヨアブを通じて謁見を願い出て、ダビデと和解します。
サムエル記下 15章
アブサロムはエルサレムの門で民の訴えを聞き、巧みに人々の心をつかみます。そして、ヘブロンでいけにえをささげる名目で兵を集め、反乱を起こします。多くの民が彼に従い、ダビデは急ぎ家族と側近を連れてエルサレムを脱出します。彼は契約の箱を持っていくことを拒み、神の御心に委ねました。忠実な者たち(ツァドク、アビアタル、フシャイ)を通して情報を得る体制を整えながら、ダビデはオリーブ山を涙しながら登り、追放の旅を始めます。
詩編 97編
主が王として現れる様子が、雲、火、稲妻、溶ける山々という壮大な情景で描かれます。神の支配の土台には正しい裁きがあり、その栄光はすべての民に示されます。偶像を誇る者は恥を受けますが、シオンの人々は神の裁きを喜びます。最後は、主を愛する者が悪を憎み、神の守りにあずかると語り、神に従う人のために光と喜びが備えられることを歌います。
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