サムエル記下4-6章・詩編94編
サムエル記下 4章
サウルの息子イシュ・ボシェトは、アブネルの死後、勢力が弱まり恐怖に陥ります。ある日、イシュ・ボシェトの部下であるレカブとバアナが彼の寝室に忍び込み、殺害して首を持ってダビデのもとに持参します。しかし、ダビデは「主に油注がれた者を殺すことは許されない」として、彼らを処刑し、イシュ・ボシェトの首をヘブロンに埋葬しました。
サムエル記下 5章
イスラエルの全部族がヘブロンに集まり、ダビデをイスラエルの王として正式に油注ぎます。彼は30歳で即位し、40年間王として治めました。ダビデはエルサレムを攻略し、そこを都として「ダビデの町」としました。さらに、ペリシテ人との戦いにおいて神の導きを仰ぎ、2度の戦いで勝利を収めました。こうしてダビデは政治的にも軍事的にもイスラエルを統一し、神の祝福を受けて繁栄の基盤を築きました。
サムエル記下 6章
ダビデは契約の箱をエルサレムに迎え入れるため、盛大な行列を行います。しかし、牛車が揺れた際、ウザが箱に触れたため、神の怒りで即座に打たれました。恐れを抱いたダビデは、箱をオベド・エドムの家に3か月間留めますが、その家が祝福されたことを知り、再度箱を運び入れることを決意します。ダビデは踊りながら箱を迎え入れ、エルサレムに安置しました。しかし、ミカル(サウルの娘)はダビデの姿を軽蔑し、その結果、彼女には子が与えられませんでした。
詩編 94編
弱い立場の人々を殺し、神は見ていないと言い放つ者たちに、正しい裁きを求めます。耳や目を造られた神が、人の行いを知らないはずはないと訴えます。苦しみの中では神の教えと慰めが支えとなり、足がよろめくときにも慈しみが助けとなりました。法を悪用して無実の人を苦しめる支配者たちへの怒りと、神が悪を見過ごさず、民を守ってくださるという信頼が語られます。
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