サムエル記上29-31章・詩編92編
サムエル記上 29章
ペリシテ軍がイスラエルとの戦いに備える中、ダビデとその部下はガトの王アキシュと共に参戦しようとします。しかし、他のペリシテの将軍たちは「ダビデが戦場で裏切るのではないか」と不安を抱き、反対します。アキシュはダビデを信頼していましたが、将軍たちの意見を受け入れ、ダビデに帰還を命じます。ダビデは不満を示しますが、命令に従い、ツィクラグへ戻ります。
サムエル記上 30章
ダビデがツィクラグに戻ると、アマレク人が町を襲撃し、妻子や財産が奪われていました。ダビデの部下たちは悲嘆に暮れ、怒りの矛先をダビデに向けますが、ダビデは神に力を求めました。神の指示に従ってアマレク人を追跡し、エジプト人奴隷の情報で敵を発見。奇襲で全員を打ち破り、奪われたものを全て取り戻しました。帰還後、ダビデは戦利品を公平に分配し、支援してくれたユダの長老たちにも贈り物を送りました。
サムエル記上 31章
イスラエルとペリシテの戦いがギルボア山で繰り広げられ、イスラエル軍は敗北します。サウルの息子たち(ヨナタン、アビナダブ、マルキ・シュア)は戦死し、サウル自身もペリシテ兵に追われて負傷します。サウルは従者に介錯を求めますが断られ、自ら剣に倒れて自害しました。ペリシテ人はサウルと息子たちの遺体をベト・シャンの城壁にさらしましたが、ギレアドのヤベシュの人々が遺体を取り戻し、火葬して骨を埋めました。イスラエルの初代王サウルの最期が描かれます。
詩編 92編
安息日に歌う賛歌として伝えられています。朝には神の慈しみを、夜にはその真実を、楽器と歌でたたえます。悪を行う者は草のように一時栄えても、やがて滅びます。一方、神に従う人は、神の家に植えられたなつめやしや杉にたとえられ、年を重ねても実を結び続けます。一時の繁栄と、神に根ざして育つ歩みを対比し、主の正しさと確かさを歌っています。
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