サムエル記上8-10章・詩編85編
サムエル記上 8章
年老いたサムエルは、自分の息子たちを士師に任命しますが、彼らは不正を行い、民の信頼を失います。イスラエルの長老たちはサムエルのもとに来て「他の国のように王を立ててほしい」と願います。サムエルは神に祈ると、神は「それはあなたではなく、わたしを退けたのだ」と語られ、王を立てることを許可されます。サムエルは王のもとで民がどのように重い負担を負うかを警告しますが、民はそれでも「王が必要だ」と答えます。
サムエル記上 9章
ベニヤミン族の若者サウルが、父の雌ろばを探して旅に出ます。サウルはサムエルの住む町に導かれ、神は前もって「この男が民を治める王となる」とサムエルに告げていました。サムエルはサウルを迎え入れ、上座に座らせ、特別な食事でもてなし、翌朝には油を注ぎ、彼がイスラエルの王に選ばれたことを明かします。サウルは、神の選びに応じることになります。
サムエル記上 10章
サムエルはサウルに油を注ぎ、「あなたは主に選ばれたイスラエルの王だ」と告げます。いくつかのしるしが起こり、サウルが本当に神に選ばれたことが証明されます。サウルには神の霊が臨み、預言もするようになります。サムエルは民を集めてくじを引き、正式にサウルが王に選ばれたことを公にしますが、一部の人々は彼を見下します。それでも、サウルは沈黙し、慎み深くその使命を受け入れます。
詩編 85編
かつて民の罪を赦し、国を回復してくださった主の恵みを思い起こします。そのうえで、今も続く苦しみの中から、怒りを収め、再び命と喜びを与えてほしいと願います。神の語られる言葉に耳を傾けると、民への平和と、近づく救いが告げられます。慈しみと真実、正義と平和が結ばれる世界が、美しい情景として描かれます。神の恵みによって大地も実を結び、正義がその歩みを導くと歌います。
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