申命記14-16章・詩編58編
申命記 14章
イスラエルの民は、神に選ばれた聖なる民として、異邦の風習を避けるよう命じられました。特に、死者のために体を傷つけることや特定の食物を食べることを禁じられました。食べてもよい動物(反芻し、ひづめが割れているもの)と禁じられた動物のリストが示され、血を食べることも禁じられました。また、十分の一のささげ物の規定が述べられ、それは神への感謝と祭司や貧しい人々を支えるためのものでした。
申命記 15章
神は7年ごとの「負債の免除」を定め、イスラエルの民が互いに助け合うよう命じました。特に貧しい者には惜しまず与え、神の祝福を信じるよう教えられました。また、ヘブライ人の奴隷は7年目に解放されるべきであり、解放する際には十分な財産を持たせるよう指示されました。さらに、神にささげる家畜の初子は傷のないものを選び、神の前で食するよう命じられました。
申命記 16章
神はイスラエルの民に、三つの重要な祭り(過越の祭り、七週の祭り、仮庵の祭り)を守るよう命じました。過越の祭りでは、エジプトからの救いを記念し、種なしパンを食べることが求められました。七週の祭り(五旬祭)は収穫の感謝として祝われ、仮庵の祭りは荒野の旅を思い出し、神の守りを覚えるために定められました。また、公正な裁きを行うために、各町に公正な裁判官を立てることが命じられました。
詩編 58編
正しい裁きを行うはずの者たちが、心に悪を企て、暴力を広げていることを責めます。その頑なさは、人の声を聞こうとしない毒蛇にたとえられます。祈り手は、彼らの力を獅子の牙のように砕き、流れる水のように消え去らせてほしいと、激しい言葉で願います。不正が裁かれ、正しい人の歩みが報われることへの強い願いが歌われ、地上に裁きを行う神がおられることを、人々が知るようになると述べます。
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